第四十回SATOUフォーラム講演記録
演題:「『神宮外苑 写真でみる東京・青山の記憶』が今春出版された。著者の藤井京乃さんの『青山写真地図2020』『新版写真でみる東京・青山の記憶』(2022)に続く青山の貴重な写真集シリーズである。」
―青山で生まれ育ち、元タカラジェンヌでもある藤井さんのカメラを通した思いの丈が一枚一枚映像に詰まっている。「青山を研究する会」は、亡きご母堂から継承された。親子二代にわたる年季はホンモノだ。
ところで突然ですが「ナンジャモンジャ」という木をご存知でしょうか? 子供心にその語感が面白く、妙にどんな木か気になる木だった。今般絵画館前の写真で、綿雪のような白い花をびっしり咲かせた様を拝見し、積年のナゾが解消したが、一方ユニークなネーミングは「誰が」「どうしてつけたか」さらにナゾがふくらんでしまった。
講師:藤井 京乃 先生(「青山を研究する会」代表)